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フリーランスエンジニアが経費に出来る項目

2021/09/30

フリーランスエンジニアになった時、精神的にも物理的にも多くのメリットがありますが、その中の一つが節税、つまり所得を経費によって圧縮し、税金を低くできる事でしょう。

しかしフリーランスエンジニアになったことが無い人からすると、具体的にどの項目がどの位の割合で経費に出来るか、いまいちわかりません。

そこで、今回はフリーランスエンジニアが経費として計上できる物を紹介したいと思います。

これで、フリーランスになったことが無い人でも、どの位の節税が出来るかイメージしやすくなると思います。

家賃

一人暮らしをしている人達の悩みの種である家賃を、フリーランスエンジニアなら何割かを家賃に計上出来ます。

おまけに今はフルリモートの現場も少なくないので、家賃を100%全額経費として計上する事も出来ます。

ただ、家賃を100%全額経費として計上すると、税務署から目をつけられる可能性もあるので相場は3割くらいが妥当です。大体の税理士さんもそう言います。

家賃の相場は東京ですと大体6万から7万円ほどなので、仮に3割だとしても毎月2万円前後、収入を圧縮できます。

言うまでも無いですが実家暮らしの人は、自分の財布から家賃等を支払っていない限り家賃を経費に計上することは出来ません。

電気代

電気代は基本的に100%全て経費にする事が出来ます。

しかし、これは1人暮らしの場合のみです。ルームシェアなどをしている場合は50%にするなど、何割かを経費として計上した方が良いでしょう。

筆者は電気代が毎月三千円前後なので、これが丸々経費として計上できるわけです。(これが高いのか低いのかはいまいちわかりません。)

通信費

格安SIMにでもしていない限り、通信費は家賃に次いで大きな固定費であると思います。仮に格安SIMにしていてもそこそこ大きな出費であると思います。

ここでの通信費はスマホの代金だけでなく、WiFi等のインターネットの使用料金も含みます。

この通信費をフリーランスエンジニアなら100%全てを経費として計上する事が出来ます。エンジニアと言うからにはパソコンで作業をしますし、パソコンで作業をするからにはインターネットを使うからです。

筆者は副業などもしているので、ネットの使用量が多いので通信費が毎月1万7千円か1万8千円ほどかかります。なので人によっては家賃よりも通信費の経費計上額の方が大きい月もあるかもしれませんね。

設備費

設備費とは、ここでは主にパソコンの購入費用の事を指します。通信費が全額経費に出来るのだから、パソコンの費用も全額計上できるのは考えてみれば当然ですよね。パソコンはITエンジニアの商売道具みたいなものですし。

パソコンは安くても4万円程するので、経費に計上できるのは有り難い話です。

よって、プリンターやタブレットなどの購入費も経費に計上できます。

外食の費用

複数人でレストランや居酒屋に行き、仕事の話を少しでもした場合は、会食費と言う名目で全て経費として計上出来ます。

会食、若しくは接待で居酒屋やレストランに行って仕事の話をする事は昔からよくある事です。

ただし、レシートには何人で来店したか書いてあるので、一人でレストランや定食屋に行ったときは経費として計上できません。一人では仕事の話だろうが何だろうが、話自体できませんので。

また、キャバクラなどのクラブの代金を経費として計上する事もおすすめしません。あとでもし税務調査を喰らったとき、経費として認められない可能性が高く、追徴金を取られる恐れがあるからです。

資格試験の受験料

ITの資格試験の受験代はかなり高額なので、これが経費で計上できるのはかなり有難いです。

また、合格出来れば給与アップのチャンスにもなるので一挙両得です。

とはいえ、その月の貯金はあきらめなければならないかもしれないでしょう。ベンダー資格は税込みで4万円程するのはざらですし、高いと10万円ほどします。

全部経費として計上して、所得を圧縮できるのが救いです。

そしてフリーランスエンジニアのように個人事業主の場合、資格試験に落ちても全額経費として計上出来ます。(会社員の場合、試験に合格しなければ試験代が返ってこないので、それに比べると多少安心できます。)

書籍代

資格取得のための書籍や日々の勉強のための本も全て経費として計上出来ます。

会社員の場合、試験に合格しても返ってくるのは試験の代金だけで書籍の代金は返ってこないので、これは勉強熱心なエンジニアにとってはかなり美味しい話だと思います。

また、レシートには買った本の題名が書かれているので、関係ない本は経費で計上しないようにしましょう。

文具代

ノートやボールペンなどの代金も、少額とはいえ全額経費として計上出来ます。

それを使ってシステムの仕様や資格試験を勉強する事は充分考えられますので。逆に言うと、絵の具や筆などを経費にする事は難しいと思います。

コピー・プリント代

コンビニでコピーやプリントをする場合はそこまで大きな額になりませんが、プリンターなどを持っている場合はインクのトナーの代金を経費として計上出来ます。

仕事によっては毎日何かしらの文章や画像を印刷する事もあり得ます。筆者も毎月、パートナー会社に送る請求書をプリントしたりスキャンしたりしています。なので、インクのトナーの代金が全額経費に出来るのはかなり有難いのではないでしょうか。

郵送費

今のご時世でもまだ紙媒体でやり取りする書類は沢山あります。よって、郵送代も全額経費に計上出来ます。

現に筆者も契約書や現場での勤労同意書等を送る時は郵送しています。

交通費

職場に行くにはほとんどの場合何かしらの交通機関を使うので、交通費も経費として計上出来ます。

電車は勿論、車のガソリン代等も経費で計上出来ます。

意外と多いのでは?

筆者が思いつく限りの物を全て上げましたが、ライフスタイルや仕事のやり方によってはまだまだ経費で落とせる物があるかもしれません。

とはいえ、これだけでもかなりの額の所得を圧縮できるのではないでしょうか?

この記事を読んでフリーランスエンジニアになるメリットに気づいて頂ければ幸いです。

文面とはいえ、実際に話すともっとはっきりわかることがあるかもしれません。

もし税金の状況等、フリーランスのエンジニアの実情が気になる方はお気軽にご連絡ください。

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