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IT技術以外で仕入れるべき知識

2021/06/25

フリーランスのエンジニアに最も必要な能力なのは、勿論IT技術に関する知識やスキルです。

しかし、リーランスは何でも一人でやらなくてはならないので、本業とは関係ない知識も仕入れておかなければ、充実した生活を送れないというのもまた事実。

充実した生活どころか法律や税金に関する知識が無いと、最悪逮捕というシナリオすらもあり得ます。

そこで今回は、IT技術以外でフリーランスのエンジニアが仕入れるべき知識を紹介します。

法律

エンジニアに限らずフリーランスになるには、法律に関する知識が多少なりとも必要になります。

フリーランスも一種の個人事業主です。つまり、フリーランスのエンジニアは自分の技術を売るという事業を展開しているのと同じです。

その事業を開業・展開するにはどんな届け出があるのか、どんな規制があるのかは知って置かなければなりません。

また自分でアプリ等を作って事業収入又は副収入を得ようとしている人は、著作権についてもある程度学んでおかなければなりません。

近年業種業界を問わずフリーランスという生き方が浸透しつつあるお蔭で、日本政府もフリーランスを守るための法律を幾つか制定しています。

発注先からの不当な扱いや搾取から身を守るためにも、法律の事を知っておくのは非常に重要です。

政治

前述した法律について、ある程度先読みしておくためにも、政治情勢の知識は仕入れておくべきです。

左派が強いのか、右派が強いのか、次の政権は自民党が取りそうかそれとも立憲民主党が取りそうかで、国が舵を取る方向が違ってきます。

国が舵を取る方向によって法律の内容も変わり、規制の内容や強さ、税金の税率等も変わってくるので、その事業のやりやすさも変わります。

前述したフリーランスを守るための法律等も、良い意味でも悪い意味でも内容が変わってしまう可能性があります。

以前よりも国力は落ちたとはいえ日本はまだまだ世界に大きな影響力を持っているので、後述する国際情勢にも大きな影響を与え、国内外の企業活動の内容を変化させてしまいます。

金融

フリーランスは不安定な職業なので、老後の事など考えていられない、という人は多いですが、それでもいつかは皆老いていくので、老後の事は考えなくてはなりません。

老後のお金に悩まなくても良いように、金融についての知識は仕入れておくべきです。

株や不動産だけでなく、外国の銀行の口座や運用の会社も利用することが出来ますので、これらを駆使して老後のお金を形成すべきです。

保険についても勉強しておくことで、無駄な保険料を支払わずに済むので、支出を圧縮できます。

また、フリーランス等の個人事業主はローンを借りるのが難しいですが、金融についての知識を仕入れることで、ローンへの道も開かれる可能性があります。

税金

会社員時代は住民税だろうが所得税だろうが、税金は基本的に会社が全て払い、その分のお金は給料から天引きされていました。

つまり会社員の時は普通に働いている限り、相続やマイホームの購入の時以外は税金の事など殆ど考えなくても支障が無かったのですが、フリーランスの場合はそうはいきません。

どんな費用ならどのくらい経費が落ちるかなど、税金や節税の知識がなければ支払う税金の額が増え、なかなかお金が増えません。

税金は払わなければ当然逮捕されてしまいますし、逮捕されている間も税金に追徴金の利子がつきます。

時々確定申告をしていないという(悪い意味で)度胸のある個人事業主やフリーランスの人がいますが、いずれ過酷な運命が待ち受けている事が多いです。

税金に冠する知識は仕入れておくと、自分の社会的地位も資産も守れる事が出来ます。

外国語

外国語を取得すると、キャリアの幅が一気に広がります。

使用するツールによってはマニュアルが英語だけ、という物もありますし、日本語があまり出来ない外国の人と仕事をする機会も意外に多い物です。

勿論外国語を話せるようになることにより、その国で仕事をする事も出来るようになります。

ブリッジSEという極めてニーズと難易度の高い役職も任せてもらえるようになるので、外国語のできるエンジニアは国内外問わず引っ張りだこになります。

社会人になると腰を据えて外国語の勉強をする事はとても難しいですが、その分見返りもかなり大きいです。

礼儀作法

フリーランスのエンジニアも新しい現場で働く時の面談などで礼儀作法はとても重要です。

言葉遣いや身だしなみ、立ち振舞等で印象はかなり変わってきますし、現場に入ってからも礼儀正しい人の方が信頼を得やすいので、仕事を任されやすいです。

特に言葉遣いに関してはリモートワークで非常に重要です。

リモートワークでは、チャットなどの文字媒体によるコミュニケーションが占める割合が多くなります。

文字媒体での伝え方は意外に難しく、気を付けないとそっけない反応であったり、主体性がない、という印象を与えてしまいます。

間違ってもネットの掲示板やSNSで書くような乱雑な文章ではなく、礼儀正しい言葉づかいで尚且つ理路整然と長すぎない文章にしなくてはいけません。

あまりに礼儀作法がひどいと、エンジニアだけでなく仲介して貰っている会社の印象さえ悪くなり、沢山の人に多大な迷惑と損害を与えることになります。

新型コロナの影響で面談、普段の業務共にオンラインで行なうのが非常に流行ってますが、礼儀作法は依然として重要です。

外国の文化

昨今のグローバル化の流れはITの現場にも影響を及ぼしており、日本で働いていても外国の人と働く事は少なくありません。

特に韓国、中国などの東アジア圏の人やタイやミャンマー、インドなどの東南アジアや南アジアの人と働く機会が多いです。

これらの国の人々と一緒に仕事をする時、文化の違いを意識せねばなりません。

例えば空気を読む、オブラートに包む、というのは日本人特有の行動で、アジアの他の国々には無い文化です。

よってかなりはっきりと物を評価し、口に出す傾向にあるので、予め覚悟が必要です。

一つ注意をしておくと、彼等に全く悪気はありません。

この白黒はっきりした態度はマネージメントのやりやすさにも繋がるので、プロジェクトに必ずしも悪影響を与える物ではありません。

また不用意に宗教や歴史観についての話を振る事も、避けるべきです。

喧嘩になったり誤解を生んで、今後の関係に差し支えるかもしれません。

同じ職場で仕事をすることが無くても、オフショア開発という形式で仕事を共にする可能性があります。

日本人でしたら不明点は必ず質問する、という事が当たり前になっていますが、オフショア開発の現場ではそうはいきません。

書いてない事は勝手に解釈して作って良いという事になり、出来上がってみたら想定と全然違う物が出来た、という事例は多いです。

この辺の認識のギャップを埋めるためにも諸外国の文化について知っておくべきです。

国際情勢

日本はIT後進国などと言われていますが、LINEや楽天のような比較的若い企業から、NTTのような老舗企業まで、世界のIT業界で日本企業もそれなりに活躍しています。

しかしGAFAMは言うに及ばず、アメリカのIBMやオラクル、中国のアリババ等の規模は日本のそれらを遥かに上回ります。

GAFAMやIBMやオラクルの技術は世界のいたるところで使用され、それは日本企業も例外ではありません。

これらのトレンドの動向も、その国の法律によって左右されます。

また楽天と中国のテンセントとの提携に政府のメスが入ったように、日本との外交関係にも左右されます。

新聞の国際欄は勿論、ブルームバーグやニューズウィーク等も読んで国際情勢の最新情報を仕入れるべきです。

協力関係

これはどちらかというと心構えに近い物ですが、競争するよりも協力・強調して事に当たった方が良い結果が生まれます。

囚人のジレンマという言葉に代表されるように、目先の利益に目がくらんで他人を蹴落とすよりも協力し合った方が良い結果が得られます。

例えば、提示された単価が高いという理由だけで他の営業会社に移るよりも、今現在お世話になっている会社と共に協力して互いの名を上げる、という行動を取った方が長期的には良い結果が得られます。

他にも自分が良く見えるからと言って、同じ現場の同僚に難しい仕事や面倒な仕事を押し付け、自分は楽な仕事や見栄えの良い仕事ばかりする、といった行動は辞めるべきです。

会社や職場の同僚とは、良好な協力関係を築いた方が互いにメリットがある、という事を知るべきです。

言うまでもない事ですが、嫌がらせやいじめをするなどはもってのほかです。

ヘンリー・フォードの考え方はフリーランスには適用されない

フォードの創業者であるヘンリー・フォードは、周りに優秀な人間を多数雇う事で、自社を世界有数の大企業にしました。

これはかなり多くの経営者に共通している事です。

しかしフリーランスの場合、基本的に自分の事業を成長させるのも守るのも、自分一人の役目です。

よってフリーランスのエンジニアは、IT技術以外の事柄は基本的に浅く広く、知識を仕入れるべきです。

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