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フリーランスエンジニアの実態と日常

2021/07/20

フリーランスのエンジニアは近年頻繁にCMが流れています。

夢のような生活が遅れる、というようなニュアンスの内容が多いですが、実情がどうなのかはあまり報じられていません。

どんな職業もそうですが、隣の芝は青く見えます。

勇み足になる前に生の声を知らなくてはいけません。

そこで今回はフリーランスのエンジニアの実態と日常について紹介します。

フリーランスエンジニアの実態

フリーランスのエンジニアと言っても仕事内容や働き方などは千差万別で多様性に溢れています。

仕事内容で言えば、ヘルプデスクやキッティングのようなロースキルの仕事からシステムやサーバーの構成を考えるような仕事まであります。

働き方に関しても、原則テレワークを実施している事もあれば、従来のように事業所に出勤しているパターンもあります。

よくある質問に応える形で、フリーランスのエンジニアの実態を紹介します。

ロースキルでも案件はある?

一応、あるにはあります。

ロースキルの案件というと、ヘルプデスクやキッティング、ウォーターフォール開発の現場でのテスターなどがあります。

しかし、沢山あるわけではありません。

元々AIの発達やチャットツールの登場、ITの機器の技術の進化で数が減少しつつありましたが、そこに新型コロナが追い打ちを掛けました。

そして残念ながら減少の流れは恐らく止まることは無いでしょう。

いずれにしてもロースキルの案件は単価が低いので、資格も知識も無しにフリーランスという身分でロースキルの案件をこなすのはあまりお勧めできません。

どのくらいのスキルレベルであれば仕事に困らない?

設計や要件定義が出来るくらいになれば、仕事には困らないです。

これに関しては新型コロナの影響を加味しても変わりません。

先程、ヘルプデスク等のロースキルの案件が大きく減少していると書きましたが、プログラマーの案件も減少しました。

流石にロースキルの案件程の減少幅ではないにしろ、プログラマーレベルのITエンジニアも新型コロナによる影響で商談が滞ったりプロジェクトが中止になった影響で仕事にありつけない人が増えています。

あまりコードを書かなくてもプログラムを作れるツール等がありますので、プログラマーの案件に関しても減少の流れが続くと思われます。

月末に幾ら現金を手元に残すべき?

月に最低でも8000円プラス月々の収入の5%は残しておくべきです。

月8000円は住民税の分、月々の収入の5%は所得税の分です。

支払い事態は数カ月に一度、若しくは一年に一度ですが、直前に困らないように、毎月コンスタントに貯金しておくべきです。

そしてこれはあくまで最低値なので、収入が増えるにしたがってこれらの数値は上がっていきますし、不動産等を購入もしくは所持している場合などはさらに多くの現金を手元に残しておくべきです。

税金の支払いを少しでも抑えるために、領収書は確実にとっておきましょう。

案件参画時にヘルプはつく?

これに関してはロースキルでもハイスキルでも関係なく、つきます。

意外に思われるかもしれませんが、寧ろハイスキルの案件の方がヘルプはつきます。

システムの構成や特徴はそれぞれ独特な物になるうえに、全体像を把握するのにどんな熟練者でも一定程度の時間が必要になるからだと思われます。

ただ、いくらヘルプがつくと言っても朝から晩まで手取り足取り教えてくれるわけではないですし、ヘルプについてくれる人ほど他に沢山の業務を抱えています。

疑問点がある場合は自発的に、且つ相手に応えられるような質問をする気遣いが必要になります。

特にリモートワークの場合は質問の仕方や言葉遣いが非常に重視されますので、予め方法を考えておくと良いです。

またヘルプがついてくれる期間には期限がある場合が多いので、どちらにしても一日でも早く業務に馴れる必要があります。

どんな資格がおすすめ?

一番のお勧めは基本情報技術者などのITの国家資格がおすすめです。

相応に難易度は低くないですが、案件の面談の時も有利になりますし。何より一度取れば執行もしませんし受験料も安いです。

あまり高い役職ではないとはいえ、国家資格に合格すれば警察官や自衛隊で任用資格も得られるので、多少なりとも将来に対する安心感も得られるのも魅力の1つです。

JavaSilver等のベンダー資格も取っておくと大きなメリットがありますが、受験料が高い上に一定期間たつと失効してしまうので、更新のためにもう一度試験を受ける必要があります。

とはいえ更新のために勉強をする事で新しい技術の事を知れたり、勘を取り戻す事も出来るので、更新が必要な事はデメリットばかりではありません。

IT業界では何もせずに立ち止まっている方がリスクがありますが、それは資格の世界でも同じことが言えるわけです。

資格を取るとどんなメリットがある?

プロジェクトの参画しやすくなる、単価が上がる、というのが最も大きなメリットです。

資格を取ればプロジェクト参画時の面談も組みやすくなりますし、面談の合格率も上がります。

また、単価の交渉の時の交渉材料にもできるので、資格を取れば収入も上げる事が出来ます。

ただし、保持している資格が仕事内容に関係している時のみメリットが享受できるので、資格を選ぶときは慎重にしましょう。

資格以外でのアピール方法

スキルシートの内容をより詳しくする、作成物を見せる、という方法があります。

資格だけが自己研鑽の方法ではありません。

例えば空いた時間に独自のアプリケーションを作成した場合、そのソースコードを参画希望の企業にスキルシートと共に送る事で自分の実力をアピールできます。

スキルシートの中身も、現在どのような目的を持って何の勉強をしているのか、仕事ではどんなことに気を付けているのかを書く事で自分を雇う事で生まれるメリットをアピールする事が出来ます。

8時間きっちり働いて成果を出す、というのは当たり前です。

資格の活用の有無を問わず、業務以外の時間をどのように過ごしているのか、という点に気を付けると良いです。

税務処理はどうすれば良い?

税務処理は自分でやるのが嫌な場合、税理士に頼むと良いです。

個人的には税理士に頼むのをお勧めします。

年間10万円ほどでお願いできますし、税務処理に時間を取られるくらいならITの勉強をしていた方が中長期的に見ればより多くのお金が手元に残ります。

どうしても税理士などに頼みたくない場合、毎月月末にその月のレシートや口座の履歴を整理した方が良いです。

確定申告は素人には案外難しい上に、膨大なレシートを処理するのは非常に面倒です。

フリーランスエンジニアの日常

フリーランスのエンジニアは平日休日問わずどのように過ごしても良いです。

何故なら成功しようが失敗しようが、それは全て自分にかかってくるからです。

自由であるからには、責任は全て自分にかかってきます。

今回は参考に筆者の日常を紹介します。

これが良いとか悪いとかという事も無ければ、そもそも正解という物もないと思いますので、あくまで参考にしてください。

業務前やる事

業務前、つまり平日の朝は必ず6時に起きます。

朝起きたら少し副業をこなしてから、筋トレとマラソンを合計30分ほどします。

朝ご飯を食べたら資格の勉強をします。

昼休みにやる事

昼休みはご飯を食べる時間以外は全て勉強に費やしています。

昼休みは基本的に昼寝はあまりしません。

確かにご飯を食べた後は眠くなるのですが、昼間に寝てしまうと夜の睡眠の質が落ちてしまうので、余程眠く無い限りは昼寝はしません。

テレワークになり、気兼ねなく過ごせる部屋の中で且つベッドが目の前にある状況でも、昼寝だけはしないように心掛けています。

業務後にやる事

業務後は夕飯を食べながら気分転換に動画を見たりシャワーを浴びる以外は、ずっとIT関連の本を読むか副業をしています。

一日の勉強のノルマが終わり次第床に就きますが、どんなに遅くても12時には床に就きます。

眠いままだと翌日のパフォーマンスが落ちますし、最低でも6時間は寝ないと健康に悪いです。

筆者の平日の一日は基本的に健康第一をコンセプトに過ごしています。

休日にやる事

筆者は基本的に休日はあまり勉強等はせず、全て気分転換に使っています。

映画を見たり、友達と飲んだり、地元の美味しいお店を探したりして過ごしています。

フリーランスのエンジニアにとって自己研鑽は非常に大切ですが、休憩も上手く取らなくては精神が持ちません。

心身の健康管理もフリーランスの大事な仕事の1つです。

月末にやる事

月末にやる事としては、税務処理と請求業務があげられます。

その月に何時間働いたか、営業会社さんに報告してお金を請求しなければなりませんし、レシートをお世話になっている税理士さんに送付する必要があります。

企業などでは月末はとても忙しくなりますが、フリーランスのエンジニアはそこまで大きな業務をする必要はありません。

フリーランスになっただけでは何も解決しない

フリーランスという言葉は資格でも何でもなく、ただ生き方をかっこよく言い換えただけです。

フリーランスの○○と言えば(特に男性は異性の前で)格好よく聞こえますが、

フリーランスになろうと思ってからも、なってからも努力と節制が必要です。

下手をすると、会社員の時よりも収入も信頼も楽しさも少なくなった、という事態に陥りかねません。

フリーランスの本について数々の本が出版されており、何が正解かもわかりにくいのが現代の情報化社会の厄介な点です。

ただ、フリーランスの実態や日常を聞いたうえで、今の生活リズムとそんなに変わらないな、と思った人は間違いなくフリーランスに向いてる、と言えます。

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