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ウザがられるフリーランスエンジニアとは?経営者に聞いてみた

2021/09/16

実力をつける、と言うのも重要ですが、周りから信用される人間になる、と言うのもフリーランスにはとても重要な事です。

この辺は会社員と一緒ですよね。

サッカー選手や野球選手等も、才能や能力はあるのに素行に問題があり、監督やコーチから信用を得ることが出来ずに、結果的に出場機会を無くして表舞台から消えていった選手は何人もいます。

サッカー選手や野球選手等の監督にあたる人物が、我々フリーランスのエンジニアでいうと、SES企業の経営者です。

今回はSES企業の経営者に、協力する気が失せる、つまり平たく言うとウザいと思うフリーランスエンジニアの特徴について聞いてみましたので、その事を記事にします。

周囲にいるフリーランスエンジニアの中で、多数当てはまる人がいた場合、転職をそれとなくおすすめした方が良いかもしれません。

頭の中が金の事だけ

ここで言う「頭の中が金の事だけ」とは、大して実力もないのに、努力の方法や仕事内容そっちのけでお金の事ばかり考える人、という意味です。

フリーランスのエンジニアに成ればすぐに年収が1000万になると思っている人、とでもいえば良いでしょうか。

1つ誤解して欲しくないのが、お金をモチベーションにするのは悪い事でも何でもなく、寧ろ当然且つ良い事です。

プロセスの部分に全く目を向けない人が嫌がられるという訳です。

社会人になりたての新入社員が仕事もしないうちからいきなり会社の報酬に文句たらたら、という状況に遭遇すれば、その新入社員がどんなに良い大学を出ていても誰でもイライラすると思います。

甲子園のヒーローだったどこかの野球選手が高級外車が早く欲しいだの、早くエースナンバーが欲しいだのと言っているのを聞いて皆イライラしているのと構図は同じです。

謙虚さが足りない

どんな職業にも下積みという物がありますが、やはり新人時代や実力が無い時に経験する物です。

野球部での球拾いやスタンドでのサンバ応援、営業でのトイレ掃除(これは業界にもよります。)が、エンジニアで言う所のヘルプデスクや24365業務です。

誰だってクレーマーの相手はしたくありませんし、土日に遊んで夜に寝る生活をしたいです。

しかし、フリーランスのエンジニアは実力主義、能力主義です。

実力や能力が低いので得あれば、下積みの仕事をコツコツこなしながら勉強をし、会社や現場の人間から信頼を得ていくべきです。

やりたくない仕事をやらされている原因は、会社の人間が意地悪だからではなく、自分に実力が無いから、という事に気づかない人間は経営者層から好かれることは無いでしょう。

他責が多い

前の章でも少し話が出ましたが、やりたくない仕事をやらされている、成長できない、失敗した、これらの問題を環境や他人のせいにする人間は絶対に信頼されることは無いです。

環境が悪いのであれば、必要な策を実行して自分が対応するしかないです。

フリーランスのエンジニアも個人事業主です。

質の悪い会社員のような(会社員を悪く言うつもりはないですが。)事なかれ主義、人から指示を受けないと何にも出来ない人間では本来フリーランスのエンジニアなどできません。

こだわりがない

仕事や勉強等に対してこだわり、つまり美学が無い人は決して大成しません。

このこだわり、と言う物は理屈の上ではどうでも良く、さらに言えば他人から強制される物ではありません。

例えば英数字は必ず半角にする、等の小さなことから、パソコンを毎日綺麗にする等も当てはまります。

筆者でしたら、必ず勉強用の書籍は新品の物を買う、情報に関しては金に糸目をつけないという事を心掛けています。

ITは情報を扱う職業なので、常に最新の物を仕入れるようにしたいため、このような事を心掛けています。

ハッキリ言って筆者もそうですし、例にあげた物も、理屈から言えば必ずしもそうしなければいけない理由は無いです。少なくとも理屈上ではインターネットにどんな情報でも転がっていますし、パソコンを綺麗にしたところでITの知識やスキルが上がるわけではありません。

しかし社会的に成功しており、尚且つ成功し続ける人はほぼ例外なく、このこだわり、と言う物を持っています。

ヨーロッパで活躍しているサッカー選手が走れれば同じ、という理由でスパイクを中古屋で仕入れるとは思いませんし、一流の野球選手はバットやグラブをとても大切にします。

フリーランスのエンジニアも彼らと同じ自営業なので、同じくらいの気概でこだわりや美学を持って仕事をすべきです。(これは会社員でも本来そうですが…。)

ハングリーさに欠ける

現時点で唯一無比、無双と呼べるような技術を持っているならば話が別として、そうでも無い限りハングリーさに欠ける人物を経営者は嫌います。

そもそも技術革新が頻繁に起こるIT業界で唯一無比、無双と呼べるような技術等、幻想も良い所です。

そもそも経営者がハングリーさに欠ける人物を嫌うのは、一緒に話や仕事をしても何も面白くなく時間の無駄、という事以上にハングリーさに欠ける姿勢やマインドセットが伝染するのを恐れているからです。

「ドラえもん」や「あしたのジョー」等、漫画の歴史に名を刻みつける作品の作者達が若い時同時期に「トキワ荘」というアパートに住んで交流を温めていた、と言うのは有名な逸話です。

これは天才が一堂に会した奇跡の瞬間、と言うよりは人間の才気と意欲が感染し合った結果と言えます。

才気や意欲は良い意味でも悪い意味でも感染するのです。つまり、やる気のない人間が集まるともっとやる気のない集団になりますし、元々やる気に満ち溢れていた人でも無気力な人物にしてしまいます。

最近こそあまり見られませんが、サラリーマンの飲み会での傷の舐めあいと同じ現象です。

「トキワ荘」は良い意味での例ですが、悪い意味での才気や意欲の感染を経営者の人は恐れているのです。部下にも置きたくないですし、取引もしたくないと思うのです。

実家暮らし

毛嫌いするとまではいきませんが、経営者は実家暮らしの人をあまり好きではありません。

実家にいるというだけで家賃の免除などの金銭面、掃除や食事などの食生活でかなりの優遇を受けられます。

1人暮らし、と言うのはとても楽しい反面、お金のやりくり等で大変な事も多いです。

独り立ちと言う言葉が表すとおり、一人暮らしをして初めて自分1人だけの面倒が見れるのです。

実家暮らし、と聞くとこいつは親孝行どころか良い歳していまだに自分の身の回りの面倒すら見れないのか、という印象を経営者の人は抱きます。

実際世界の名だたる経営者や技術者は言うまでもなく、自分の勤めている、若しくは勤めた事のある企業の社長や部長の中で親元に住んでいる人はいないと思います。

また金銭面での優遇が大きい事から、前述したハングリー精神の欠如にも繋がります。

経営者に好かれる人はどんな人?

経営者に好かれる人、と言うのは早い話、今まで上げた特徴とは逆の特徴をもつ人の事です。

嫌いの反対は好き、という訳です。簡単な話ですよね。

SESの経営者に好かれることが出来たら、優先的に良い現場に入れて貰ったり、給与の交渉がしやすい、等の大きなメリットが期待できます。

しかし、好かれようと思ってやってはいけません。経営者の人はそのような下心にとても敏感ですし、ばれた時には幻滅させてしまいます。

真面目に自分の実力を高めよう、謙虚にいようと心掛けて日々の勉強や仕事に取り組むべきです。

そうすれば他人からの評価など後からいくらでもついてきます。

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